キャベツ一玉使い切りレシピ!1週間で簡単おかず全5品

春と夏、そして冬と1年に3回も旬のあるキャベツは、栄養価が高く手頃なお値段で購入できる万能食材です。とはいえ、働くママにとってキャベツ一玉を使い切るには時間が掛かってしまいます。

冷蔵庫の野菜室で、眠っているキャベツはありませんか?

そこで今回は、キャベツ一玉を1週間で使い切るレシピを紹介します。働くママでも簡単にできる、副菜からメインまでの全5品の作り方です。

これから冬キャベツの旬に入るので、是非試してみてくださいね。

①炊飯器で簡単!巻かないロールキャベツ

キャベツ½個とシチューのルーを使い、巻かずに炊飯器に入れるだけの簡単ロールキャベツレシピです。

キャベツの中をくり 抜き、カットした野菜と挽肉をキャベツに詰め込みます。シチューのルーで味付けるので、調味料の分量を計る面倒な手間も省けますよ。

【材料】4人分

  • キャベツ ½個
  • 豚挽肉 300g(※合挽きでも可能です)
  • 椎茸 3枚
  • 塩・胡椒 少々
  • 片栗粉 大さじ2
  • 酒 大さじ1
  • 豆乳 300ml
  • シチュールー 1個
  • ローリエ 1枚
  • パプリカパウダー お好みで

【作り方】

1.まずはキャベツの中をくり抜きます。くり抜いた中身の½の量をみじん切りにカットし、耐熱容器に入れます。ふわっとラップをかけて600wで2分レンジで温めます。

レンジで温めている間に椎茸をみじん切りにし、ボウルへ入れておきます。

2.1のレンジで温めたキャベツの水気をよく切り、椎茸の入ったボウルへ入れます。

ボウルに挽肉、塩、胡椒、酒、片栗粉を加え、少し粘り気が出るまでよく混ぜ合わせ、肉だねを作ります。

※ここで卵を1つプラスすると、肉の旨味がとじ込められて美味しくなるので、お勧めです。(わが家には食物アレルギーを持つ息子がいるため、今回は卵を除いています。 )

3.1で中身をくり抜いたキャベツに2で作った肉だねを詰め込みます。

4.炊飯器に豆乳、細かく切ったシチュールーを入れ、軽く混ぜたら肉だねを詰めたキャベツを炊飯器に置きます。ローリエをのせたら炊飯スタート!

炊飯が終わったら完成です。

余りがちな野菜とルーを使って作ったので、特に買い物もせずに家にあったもので作ることができました。

しかも、材料をカットして混ぜて詰め込んで、炊飯器にポン!キャベツを巻く手間を省けますし、洗い物が少く済むのもメリットです。

今回は豆乳とシチュールーでクリーミーなロールキャベツをご紹介しましたが、トマト缶にコンソメと水を使った味付けもお勧めです。

②シャキパリ食感!つけ合わせキャベツ

①のロールキャベツでくり抜いた中身の半分はロールキャベツの肉だねに使いました。もう半分は、つけ合わせキャベツに使えます。

千切りにして生で食べると、キャベツに含まれる豊富な栄養素を摂取できるのですが、そのまま食べても瑞々しさがなくパサパサして美味しくない!と感じたことはありませんか。

お店のように瑞々しくシャキパリ感を出せれば、きっとお子さんもキャベツを美味しい!と思ってくれるでしょう。

わが家の2人の小さな子ども(2歳と6歳)が、生のキャベツを「美味しい!」と完食するほど食べてくれる方法を、ご紹介します。

【キャベツのシャキパリ感をアップさせる方法】

1.キャベツを千切りにする。面倒な場合は専用ピーラーやスライサーを使うと、時間短縮ができるのでおすすめ!

2.1でカットしたキャベツを、すぐに冷水(キャベツがかぶるくらいの量)に入れ、1~2分浸します。

3.水気をよく切ったら完成です。

キャベツはカットするとすぐに水分が奪われてパサつきます。冷水に浸すことで水分を補うことができ、シャキパリ感を保てます。ただし、長く浸しすぎるとビタミンCなどの栄養が流れ出てしまうので、注意しましょう。

③家にある調味料で作る!簡単おいしい回鍋肉

回鍋肉は、キャベツを美味しく食べる人気メニューのひとつです。しかし、豆板醤や甜麺醤など、なかなか家には置いていない調味料を使うレシピが多いです。

使う調味料が多いと、仕事からクタクタになって帰宅してから作るには、時間も手間もかかりすぎます。そこで、家にある調味料で、パパッとフライパンひとつで作れる回鍋肉の作り方を紹介します。

①と②で½個のキャベツが使い終わりました。残りの½個を使っていきましょう!

【材料】4人分

  • キャベツ 5枚
  • ピーマン 2個
  • 長ネギ 10cmほど
  • 厚揚げ 1個
  • 豚ロース肉 3枚(※豚バラでも大丈夫です)
  • ごま油 小さじ1

★合わせ調味料

  • 赤みそ 大さじ2
  • 砂糖 小さじ1
  • 醤油 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • 片栗粉 小さじ1
  • 食べるラー油 小さじ1

【作り方】

1.キャベツ、ピーマンを食べやすい大きさにカットします。長ネギは斜めに薄切りに切ります。

厚揚げはお湯をかけて油を切り、豚ロースは薄切りにカットします。

2.材料の★合わせ調味料の材料をボウルへ入れ、よく混ぜ合わせます。

3.熱したフライパンにごま油を入れ、1でカットしたキャベツ、ピーマンを油が絡む程度に炒めます。一度取り出し、同じフライパンに豚肉、厚揚げを入れます。

厚揚げは、両面軽くこげめがつくまで焼きます。豚肉は、片面に火が通ったらひっくり返します。その後、ネギを入れて炒めます。

フライパンの半分を豚肉とネギ、もう半分を厚揚げにすると一緒に調理できますよ。

4.豚肉と厚揚げに火が通ったら一度火を消し、合わせ調味料を入れます。再び火をつけ全体に絡ませたら、 3. で炒めたキャベツとピーマンを戻し入れ、調味料を絡ませたら完成です。

一度キャベツとピーマンを炒め取り出すのは、シャキシャキ感を残すためです。豚肉と一緒に長く炒めてしまうと、水分が出てきてベチャっとしてしまいます。

市販の食べるラー油には、ニンニクや玉ねぎ、すりごま、唐辛子など風味を感じる食材がたくさん入っています。甜麺醤や豆板醤いらずで、おいしい回鍋肉ができますよ!

④食べ出したら止まらない!レモンとベーコンを使った無限キャベツ

材料はキャベツ、ベーコン、レモンのたった3つだけ。食べ出したら止まらない、無限キャベツのレシピをご紹介します。

キャベツとベーコンをカットし、レンジで温めてレモンをかけて完成!たったこれだけで、おかずにもおつまみにも万能な1品が完成しますよ。

【材料】4人分

  • キャベツ ¼個
  • ベーコン 48g
  • レモン ½個

【作り方】

1.キャベツを作切りにし、さっと水洗いします。ベーコンは薄切りにカットし、耐熱ボウルにキャベツ➡︎ベーコン➡︎キャベツ➡︎ベーコンの順に入れていきます。

2.1をラップでしっかりと覆い、600wで5分レンジで温めます。

3.温めたらラップを外し、あら熱をとってからレモン果汁をかけたら完成です。

キャベツの甘味とベーコンの塩気、レモンの酸味がバランス良く、食べ出したら止まりませんよ!

⑤フライパンで作るごちそうグリルキャベツ

1玉あったキャベツもわずか¼個となりました。最後は、キャベツをフライパンでじっくりとグリルした、ご馳走レシピを紹介します。

調味料は塩、胡椒、カレー粉、オリーブオイルのみのお手軽レシピです。じっくりとグリルすることで、キャベツの甘味が引き出されます。

トマトやしめじなど出汁のでる野菜を使えば、旨味がプラスされてさらに美味しくなりますよ。

【材料】3〜4人分

  • キャベツ ¼個
  • しめじ 1個
  • トマト 1個
  • 塩、胡椒 各小さじ1
  • カレー粉 小さじ2
  • オリーブオイル 大さじ1

【作り方】

1. キャベツはくし形に3等分に、トマトはみじん切りにカットします。しめじはガクを取り、バラバラにほぐしておきます。

2.熱したフライパンにキャベツを入れ、塩、胡椒、オリーブオイルをかけ、蓋をして弱火でじっくりグリルします。

3.キャベツに焼きめがついたらトマト、しめじ、カレー粉を入れ、さらにグリルします。

野菜に火が通ったら完成です。

カレー風味なので、野菜嫌いな子どもも食べやすくなっています。最低限の調味料で、野菜の栄養素と旨味をたっぷりと味わえる逸品です。

キャベツ一玉使い切り!平日の献立作りの参考に!

働くママにとって、平日5日間の献立を考えて作るのは大変なことです。キャベツ1玉は1週間あれば使い切れるので、献立作りの参考にしてみて下さいね。

子どもには栄養のある野菜を食べてほしいと思っても、思うようにはなかなか食べてくれない。けれど、細かくカットしたり煮込んだりといった手の込んだものは、時間がなくて作れない…と悩んでいる働くママも多いのではないでしょうか 。

キャベツは栄養価が高い上、1年中リーズナブルな価格で購入できる野菜です。家にある調味料や余っている野菜、炊飯器やレンジをフルに生かせば、簡単に!しかも短時間で!夕食が作れますよ。

これから冬に続いて春キャベツの旬もやってきます。是非試してみてくださいね!

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