平日の夕飯作りは、働くママにとって本当に大変ですよね!
子どもの習い事の送り迎えや宿題に勉強、洗濯、お風呂など、 クタクタになって帰宅しても、やることはたくさんあります。
いくら時間があっても足りない!と思っているママも、多いのではないでしょうか。
せめて夕飯くらいは、悩まずにパパッと作れたら、時間も節約できて良いですよね。
そこで今回は、平日の夕飯を簡単に作るための、フリーザーバッグの活用法をご紹介します。
目次
フリーザーバッグの使用上の注意をチェックしよう!
まずは、フリーザーバッグに記載されている注意事項をチェックしましょう。
ほとんどのフリーザーバッグは冷蔵・冷凍・レンジ解凍が可能ですが、冷凍やレンジ解凍ができないものもあるので、使用前に確認してください。
また、レンジ対応といっても、フリーザバッグに入れたまま温めることは、通常できません。
もちろん、種類によってはそのまま温めて調理できるタイプもあります。しかし、多くのフリーザーバッグはレンジの解凍機能までです。
誤ってそのまま温めてしまうと、バッグが溶けてしまうこともあるので注意しましょう。
購入した肉や魚などの食材は小分けに冷凍保存
コストコや業務用スーパーでは、大容量の肉や魚が販売されています。 最近は、身近なスーパーでもよく見かけるようになりました。
しかし、購入した大きい袋のまま冷凍保存してしまうと、使いたい量だけ取り出すのが難しくなってしまいます。
家族で食べる分、肉であれば100gや300gずつ、魚であれば2切り身~4切り身ずつ小分けにしておくと、調理がしやすくなりますよ。
生で食べられない野菜は、下茹でしてから冷凍保存しよう!
生トマトやレタスなどの野菜は、洗ってカットすればそのまま生で食べられますが、ブロッコリーやかぼちゃなどの野菜は、茹でたり下処理を必要とします。
平日と比べて比較的時間の取れる週末に、野菜を茹でてからフリーザーバッグに小分けして、冷凍保存しておきましょう。
そうすれば、平日の夕飯時に野菜の下茹でをする手間が省け、レンジで解凍するだけ使えるので、手早く夕飯が作れます。
【レンジで解凍するときのポイント】
- 必ず「冷凍対応」のフリーザーバッグを使用すること
- レンジの解凍メニューを選択すること
- 解凍するときは、バッグの口を少し開けること
すぐに料理できる!肉や魚に下味をつけて冷蔵・冷凍保存しよう
肉や魚にあらかじめ下味をつけて冷蔵・冷凍保存をしておくと、とっても便利です!
下味をつけておけば、フライパンで炒めたり煮込んだりするだけなので、調理の手間が大幅に省けます。
また、洗い物も少なくなりますし、焼いたり煮込んだり調理している間にサラダを作ったり他のことをしたりもできるので、時短になりますよ。
また、肉や魚だけでなく、余った野菜と市販の調味料をフリーザーバッグに入れて揉み込めば、ピクルスやマリネも簡単に作れます。
下味をつけた食材のおすすめレシピ3選!
「肉や魚に下味をつけて保存」といわれても、実際にどんな味付けをすればいいのかわからない、という方もいらっしゃると思います。
そこで、下味をつける方法とそれを使ったレシピをご紹介していきます。
時間に余裕のある週末に作り置きをしておけば、平日の夕飯はさらにスムーズになりますよ!
①たらのにんにくオリーブ風味
たらの切り身に塩胡椒で下味し、にんにくスライスとオリーブオイルで漬け込むだけで、簡単おいしいお魚メイン料理ができます!
【材料】4人分
- たらの切り身 4切れ
- 塩胡椒 適量
- にんにく 2かけ
- オリーブオイル 大さじ4
【作り方】
1.たらの切り身に塩胡椒をふるいます。
2.にんにくを薄くスライスします。フリーザーバッグにオリーブオイル、にんにくスライス、1のたらの切り身を入れ、冷凍または冷蔵庫保存します。
【活用アレンジ】
たらのにんにくオリーブオイル漬けでアクアパッツア
下味をつけたタラを冷凍している場合は、解凍し、熱したフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れます。
にんにくの香りがしてきたら、タラを入れて両面を焼きます。
焼き目がついたら砂抜きをしたあさりを入れ、酒、水を入れ強火で熱します。(※フライパンに蓋をしてください。)
あさりの貝が完全に開いたら、ミニトマトを入れて軽く火を通し、スープがトマトに絡んだら完成です。
②鮭の醤油麹とジンジャーマリネ漬け
鮭の切り身に醤油麹と生姜ペースト、メープルシロップなどで漬け込んで、冷蔵・冷凍保存します。
【材料】3〜4人分
- 鮭の切り身 3切れ
- メープルシロップ 大さじ2
- 醤油麹 小さじ1
- みりん 大さじ1
- 生姜ペースト※ 大さじ1
鮭は生タイプのものを使って下ください。塩分が付いている甘口や辛口といったタイプは、塩辛くなりすぎてしまうため、漬け込みにはおすすめできません。
※生姜ペーストとは、生姜シロップとチューブ生姜、味噌、みりん、酒で煮詰めたものです。
生姜ペーストがない場合には、生姜とすり下ろしした汁、味噌、みりん、酒を一緒にフリーザーバッグへ入れることで、代用ができます。
【作り方】
1. フリーザーバッグに鮭以外の調味料を入れ、生姜ペーストを伸ばします。
2.1のフリーザーバッグに鮭の切り身を入れてよく揉み込み、冷蔵または冷凍保存をしてください。
あとは使う日にレンジ解凍または前日に冷蔵室に移して解凍し、フライパンで焼くだけで完成です。
③鶏もも肉の塩麹漬け
用意するのは鶏もも肉と塩麹だけ!フリーザーバッグに入れてよく揉み込み、冷蔵または冷凍保存します。
【材料】
- 鶏もも肉 300g
- 塩麹 大さじ2と½
【作り方】
フリーザーバッグに塩麹と鶏もも肉を入れ、よく揉み込み冷蔵または冷凍保存します。
【活用アレンジ】
鶏もも肉の塩麹野菜スープ
キャベツや玉ねぎ、人参、ブロッコリーなど具だくさんの野菜を、コンソメで煮込んだスープを作ります。
塩麹に漬け込んだ鶏もも肉を、フライパンで焦げ目が軽く付くくらいソテーし、肉汁ごとスープに入れて軽く煮込んだら完成です。
レンジ温めOK!のフリーザーバッグで簡単時短調理
ほとんどのフリーザーバッグは、そのままレンジでの温めができず、解凍するまでの使用となっています。
しかし、そのままレンジで調理ができるフリーザーバッグも販売されています。
最近ではレシピが記載されたシートが入っているものもあるので、夕飯の献立に役立ちます。
しかも、冷蔵・冷凍保存どちらも可能なので、作り置きもできますよ!
このレンジ対応のフリーザーバッグを使用すれば、冷蔵・冷凍保存したものをそのままレンジで直接調理できるので、さらに時間を節約できます。
その上、フライパンやお鍋を洗うといった手間なくなるので、簡単手軽に夕飯が作れますよ。
フリーザーバッグで手早く夕飯作り!平日でもゆとりを持てますよ!
平日は、仕事の後クタクタになって帰宅して、それから夕飯を作るのは本当に大変ですよね。
夕飯作り以外にも、働くママにはやらなければならないことがたくさんあります。
もし夕飯作りが、手間が少なく簡単にできたら…負担が減ってうれしいですよね。
今回ご紹介したフリーザーバッグを活用すれば、 下味をつけて漬け込んで、あとは焼いたり煮込んだりするだけ!
手早く夕飯を作ることができるので、忙しい平日でもゆとりが持てるようになりますよ。
ぜひみなさんもお試しください!