2020年、新型コロナウイルスの影響を受け初めての年末年始を迎えます。
日本中、いや世界中が一丸となって乗り切るべく行動した一年になったのではないでしょうか?
自粛生活から少しずつwithコロナを歩んできている今、今年の年末年始をどう過ごしていけるのか一緒に考えていけたらと思います。
国からの発表を振り返ると
2020年10月23日に政府の分科会が開かれました。
そこで専門家から「年末年始に人が集中しないよう、休みを長くしたらどうか」という提言がありました。
カレンダーで確認してみたところ、例年通りだとすれば今度の年末年始休暇は2020年12月29日〜2021年1月3日に当たるのではないかと予想されています。
分科会で西村経済再生担当大臣から
「休暇の分散、あるいは1月11日までの連続休暇の取得などの協力をお願いしたところです。日本全体として取り組む必要があると認識しております。」
との言葉もありました。
大きな規制はないものの自主的な行動責任を
以上の発表からも現時点では行動範囲への具体的な規制はかかっていないため、それぞれの意識の問題も問われると思います。
小規模・分散型の旅行の推進を求める、とのことですので長距離の移動を含めた年末年始を検討中の場合には行動責任も念頭に置いておかれるといいでしょう。
ご自身や身の回りの方への配慮を意識しつつ、感染者が増えたのちにある医療崩壊への懸念を踏まえた上でどのように行動したらいいのかを考えていきましょう。
年末年始の風物詩は?
今年のイベントは「密」を避けるために様々な対応をしています。
現時点(2020年11月時点)で、中止が発表されているイベントは
- 神戸ルミナミエ(昨年、350万人の動員)
- 東京ディズニーリゾートにおけるクリスマス→形を変えての実施(年越しカウントダウン営業なし)
- ケンタッキーフライドチキンでは12/24、12/25の店内利用不可
- 渋谷駅前の「年越しカウントダウン」中止
- 北海道のミュンヘンクリスマス市中止
という風に対策をしています。
気になるイベントについてはHPなどでご確認ください。
初詣はどうしたらいいの?
正月といえば、初詣が大きなイベントですが、2021年の初詣はどうしたらいいのでしょうか?
最も参拝者が多いと言われている東京・明治神宮の場合、通年であれば三が日で300万人を超える人々が足を運びます。
そのため、どうしても「密」を避けられない状態となってしまいます。
神社を束ねる神社本庁は感染防止を呼びかけており、初詣の際にもなるべくスムーズに参拝できる工夫もするとのことですが、「幸先(さいさき)詣」も視野に入れて欲しいとのことです。
「幸先詣」とは、年内のうちに参拝し「年内の感謝を伝え、来年度の幸せを願う」こと。
普段から参拝している神社などの案内などを確認してみてはいかがでしょうか?
年末年始の過ごし方おすすめ
①実家で過ごす
今年のGWには移動規制があり実家に帰れなかったという方も多いと思います。
親が高齢で感染など気になるなどの理由がある場合には検討した方がいいと思いますが、双方の意見が合意であればなかなか会えなくなった今、ご実家で過ごす時間も大切なひとときになるのではないでしょうか?
②県内など地元で年越し
近郊のホテルで過ごす
国外や国内旅行を楽しみたい!そういう方もいらっしゃると思います。
実際に旅行の規制もかかっていませんし、注意をしながら旅行を楽しむことはできますが、今年の年末年始は少し立ち止まってみませんか?
なかなか普段泊まることのない近場のホテルで過ごすのも新たな発見がありオススメです。
とても素敵なホテルなんだけど、近すぎて泊まるには。。。と思っていたホテルにも今の時期だからこそ宿泊するいい機会になることでしょう。
ラグジュアリーなホテルや温泉付き旅館など、美味しい料理付きで今だからこそGoToトラベルキャンペーンを活用しお得に利用することができます。
外食を楽しむ
旅行をしない年末年始と決めているのであれば、正月には自宅で過ごすことがお決まりだったご家族も外食を楽しむ日にしてみませんか?
ステイホームの時期を頑張った自分やご家族と一緒に労いの年末年始を過ごされるのもオススメです。
家族単位での外食であれば「密」も避けられますし、今から年末年始の外食先を検討されるのも楽しんでいただけたらと思います。
オードブルやテイクアウトを活用
いっそのこと家族でのんびりお家時間を楽しみながら年末年始を過ごしたいという方には前もってオードブルやおせちを注文しておいたり、お気に入りのお店でテイクアウトをすることもオススメです。
のんびり過ごせることが一番の贅沢かもしれません。
テイクアウトすることでそのお店への応援として地域への協力もできますのでwin-winで過ごすことができるでしょう。
家族でゆったり今年を振り返りながら明るい未来に向けての目標を立てたり、家族の健康を願う年末年始になるといいですね。
新型コロナウイルスについての動向
これから年末に向けての期間でも感染防止についての動きや提言など変化があるかもしれません。
どうしても海外に行かなくてはならないという方や、今後の感染状況で行動を検討しながらという方は以下のHPを参考になさってください。
・外務省 海外安全ホームページ
・厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
2021年を心地よく迎えましょう
今年一年間、新型コロナウイルスと共にある時間となりました。
考え方によっては、自分のことや家族との関わりなど今後を考えるいいきっかけになった一年でもあったのではないでしょうか?
2021年、どのように迎えていきたいかを考え想像し親子で明るく楽しみな未来を創り上げていきましょう!