子供のお手伝いはいつから?おすすめの家事を紹介
最近では新型コロナウィルスの影響で家族時間が増えたご家庭も多いと思います。そういう今だから自宅で一緒に家事に親しんでもらう時間にするのはいかがでしょうか?
自分でやった方が早いからと子どもに手伝わせていないパパママもいると思います。
しかし、忙しい日々の中で「時短」を考えて何でもこなしてしまうと将来的に自分たちが全ての家事をすることになり、いつまでもママとパパのやる事が減らない生活になってしまうかもしれません。
お子さんに家事を教えてあげながら、最初は遊び感覚で始めるのも将来に繋がります。
お子様への年齢別で、オススメの家事を紹介していきます。ぜひ、参考にしてください。
「やりたい!」と言ったときがチャンス
ママやパパの家事を見て「一緒にやりたい!」と言ったときに、子どもにさせてあげられていますか?
もちろん、急いでいるときもあると思うので毎回一緒にという訳ではありませんが、お子さんが自ら「やりたい!」と前向きな言葉を言ってきたときには出来るだけさせてあげてほしい。
というのも、お子さんは興味があるときほど能力を発揮し、習慣化することができるようになります。
お手伝いがしたい年頃にはできるだけ参加してもらうことをオススメします。
手伝いをしたいと言ってきたときに「一緒にやろうか!」とママが少し心のゆとりを持って対応できると良いですね。
時期を逃してしまうと、親がやってほしいと思った頃には興味が無くなってしまい、後の祭りになってしまった!ということになりかねません。
実際に我が家の4歳の息子はここ数ヶ月、キッチン仕事に興味があり毎日のように私の横でお手伝いを自ら志願!
興味があることは凄い勢いで体得していくんだなぁと感じています。
家事を身につけるメリット
メリット①自己肯定感が高まる
自分の身の回りのことをしっかりできるようになることで自分を認める傾向が高くなるようです。
「できない」ということが多いと、何に対しても「私はできない」と思い込んでしまう無意識の感覚から自己肯定感が低くなってしまいます。
最低限の家事ができることで自分への肯定感も高まるのであれば身につけておいた方が絶対に良いですね。
メリット②男女問わず必要な最低限の生活能力が身につく
現代では、共働きをしながら家事なども分担してこなしている家庭も多いと思います。
しなしながら、やはり家事は女性の仕事だという傾向がまだ強い状況にあるのではないでしょうか?
働いている働いていないに関係なく、もし必要最低限の家事を身につけていたらお互いに安心して相手に任せることができたり、お願いすることもできます。
人と人との助け合いにおいても家事ができることは大きなメリットです。
年齢別のお手伝い目安リスト
ここでは年齢別で、こういうお仕事ならできるという大体の目安をご紹介します。
お子さんの前向きな気持ちを優先して、あくまでも目安として参考にしてください。
1〜2歳頃
- テーブルのふきん掛けを食事前や食後にしてもらおう
- 割った卵や、ご飯にふりかけなどを混ぜてもらおう
- お箸やスプーンを食卓に並べてもらおう
- 食べ終えた食器をシンクまで運んでもらおう
- お水を入れてもらおう
まずは、お子さんが興味を持ったことなら危険なことでなければ何でも経験させてあげてください。
この頃の経験も後に大きく影響していきます。
3〜5歳
- ご飯を家族分とりわけてもらおう
- 包丁で具材を切るお手伝いをしてもらおう
- 料理をテーブルに運んだり配膳をしてもらおう
- 洗濯物の取り込みをしてもらおう
- トイレ掃除をできるようになってもらおう
「やりたい!」というこだわりも強い年頃。その分、吸収もできる時期なので出来るだけやりたい気持ちに寄り添ってあげましょう。
ただ、無理強いは逆効果になりますので本人の前向きにやりたいという家事を率先してやってもらいましょう。
6歳以降
- お米を洗って炊くまでを任せてみよう
- 味噌汁を作ってみよう
- 洗濯物の干し方のコツを伝えて実践
- 部屋の隅々まで掃除機をかけてもらおう
- 洗濯機をセットしてみよう
ここまでできるようになると家事上級者!
お子さん自身も楽しみながら家事ができるようになっている段階。アレンジもできますね。
このような流れで家事ができるようになると家族で分担でき、家族での団欒の時間を確保できるようになり、とても有意義な時間を過ごすことができるようになります。
一つの家事をやり抜くことで簡単には諦めない力も備わるので家事を手伝ってもらうことは子どもたちにとっても大切な機会になります。
将来を見据えて家事を取り入れていきましょう!
親にとっても子どもがお手伝いしてくれるようになれば負担も減り、嬉しいことなのですが、一番のメリットは子ども本人の将来が豊かになることにあると思います。
いつ始めても良いですが、本人が興味があるときに興味のある家事を体得していると自然と身につくことになるので後から頑張る必要はありません。
いずれ巣立っていく時にも家事ができている事は親にとっても子どもにとっても大きな安心感に繋がることでしょう。
家事ができることは、自己管理能力が身についているということと繋がると思います。
自己管理能力があると何に対してもしっかり自分で選択していける人格形成にも影響していくのではないでしょうか。
ぜひ、家族で一緒に家事も遊びの延長から興味を持ってもらい実践して身につけてもらいましょう!