現代では、インターネットと共に生きていくことが当たり前の世の中になりました。
大人だけでなく、子供たちもインターネットとの繋がりを感じながら日々生活していることでしょう。
便利なツールだけれど、依存性も気になるのが親心ですよね。
親子でネット社会と付き合っていくために、人気の高いYouTubeとの付き合い方から考えてみてはいかがでしょうか?
なりたい職業TOP10入りを果たすYouTubeとは?
実際にYouTubeを視聴している方は多いと思いますが、YouTubeが掲げている使命ってご存知ですか?
4つの自由を提示しているのですが、
- 表現の自由
- 情報にアクセスする自由
- 機会を得る自由
- 参加する自由
となっています。
視聴している側としても納得の部分ですね。
視聴するだけでなく、発信する側として活動していく「YouTuber」は中学生男女共に【なりたい職業】ランキングでTOP10入りするなど人気があることが分かります。
そこでYouTubeが得意とする部分を活用しつつ、上手に付き合っていくためのコツをお伝えしたいと思います。
YouTubeのメリット
多様な視点を持てるようになる
ネット環境が整い、自宅にいながらにして世界と繋がれるようになりました。
YouTubeでの動画も様々な人が発信しているため、多種多様な内容を視聴することができます。
なかなか体験できないことを疑似体験できたり、興味の有無を確認するのに適しています。
子供自身の枠を広げるきっかけにも活用できます。
誰でも参加できて、「やりたい」が叶う
幅広い年齢層の方がYouTubeの発信を行なっているため、小さなお子さんが「やってみたい!」と思ったらチャレンジすることができる機会にもなります。
注意点として、発信することは何処の誰に見られるか分からないということもしっかり伝えた上で本人がやりたいという思いがあるかも大切です。
まずは身内限定で視聴できるように工夫するなど「やりたい」気持ちを応援してあげるのもいいでしょう。
企画力や表現力を磨く機会になる
人に何かを伝えたい!
面白いことを発信してみたい!
自分の好きなことを追求してみたい!
そういうところから、思いを行動に移すことが楽しいと思えるようになるでしょう。
自分で何かを表現することや伝えることで企画力も身につき、将来に繋がっていくことでしょう。
YouTubeのデメリット
依存性が強い
多様な情報を得られる反面、時間を忘れ次々に見入ってしまうのがYouTubeと付き合うときの難点と言えるでしょう。
次々に関連性のある動画がスタートしたり、興味がありそうな動画の案内があるため気づけば長い時間見入ってしまっていた!ということになりかねません。
大人である私も気になる動画を次から次へとチェックしてしまいたくなります。
そうなると、いつでもどこでもYouTubeが見たいと駄々をこねたり依存的になってしまう子もいるという話もよく聞きます。
悪質なサイトへの誘導
子供たちにとって楽しみながら利用しているネット環境も、使い方を間違えてしまうと危険なことに巻き込まれてしまう可能性もあります。
幼児でもスマホの画面を使いこなせるような時代だからこそ、悪質なサイトに足を踏み入れないように注意したいものです。
未然に防ぐような対応をするなど意識しましょう。
匿名のネガティブなコメント
ネット上では一人一人の表現の自由や意見できる環境が成り立っていますが、それが良い方向だけに影響されている訳ではありません。
近年、ネット上での誹謗中傷に心を傷つけられてしまっているという人もいます。
お子さんがネガティブな部分に引っ張られないように、もしYouTubeを始めたいということであればメリットとデメリットをしっかり伝えて、放任しすぎないような環境を整えてあげることが大切でしょう。
子供とYouTubeの付き合いかたのコツ
乳幼児の視聴はなるべく避ける
乳幼児期のお子さんにはできるだけ視聴を控えるのが懸命です。
乳幼児期のお子さんにとって大切にしたいのは、機械音よりも自然の音やママの歌声などを聞かせてあげることです。
乳幼児期にYouTubeを頻繁に見せていると、YouTubeを手放せない依存性が高くなり愚図ったり泣き喚いたりという状況になりかねません。
なるべくお外遊びやスマホを使用する以外の遊びを意識して過ごしてあげましょう。
ただ、便利なアイテムとして活用して「どうしても」という時に使用するなどママの中でもルールを決めると良いかもしれませんね。
付き合い方のコツ①家庭内でのルールを決める
小学生になるとしっかり親とのコミュニケーションが取れるようになるので適度に興味のある分野を楽しんでもらうなどルールを決めた上で付き合ってもらいましょう。
- 視聴時間を1日30分と決める
- 視聴する内容を親と決めてから見始める
- 毎日の習慣とせず「特別な状況」なのだと把握してもらう
- 親がいる近くだったり、隣で見てもらう
説明すると理解できる小学生であっても、次々に気になる動画が出てくると区切りをつけるのは容易ではありません。
だからこそ、毎日の当たり前の習慣にせず週に何回というように家庭内で決めるのも良いと思います。
そして視聴時間を決めることで、本当に興味のある動画を見よう!という気持ちにもなるので「何を見るのか」を決めてから視聴すると良いですね。
我が家では、私が仕事でPCを触っている隣で息子がYouTubeを視聴することも多いので、たまに覗き込んでみたり意識しています。
息子が30分で視聴を終わる頃に一旦私もPCから離れるように親子でネット環境と上手に付き合えると良いなぁと思っています。
付き合いかたのコツ②サービスを活用する側の意識を持つ
動画視聴の際にどうしても受け身の状態で次から次へと流れてくる動画を見続けてしまうという状況になりやすいと思いますが、自分の意志で何を見るのかを決めて管理することこそ今後の自己管理能力が育ったり、限られた時間を大切にするスケジューリングできる子供に育つことができるのではないでしょうか?
そのためには、動画視聴をするのであれば幼児の頃からそういうことを伝え続け、自分が主導権を握るネットとの付き合い方を意識してもらう学びの場として活用していけたら良いですね。
付き合いかたのコツ③体を使った遊びを大切に
世界中の情報を受け取ることができるようになりネットやYouTubeを取り入れつつ自分の世界を広げることも可能になりましたが、やはり体を動かすことは大切です。
体をめいっぱい動かすことで心身共に充実した毎日を送ることができます。
裸足で大地を踏みしめることでデトックス効果があるとも言われています。
デジタル時代、いかに自分の意思を持ってスケジュールをコントロールできるかも大切になってきますね。
スマホやPCに向かう時間とお外遊びの時間の計画を立てて過ごしましょう。
デジタル社会と付き合いながら未来を見据える
大人も子供もはまってしまうスマホやPC時間は、付き合い方を意識するだけで良い働きをしてくれる効果的要素となります。
できるだけ親子で計画性を持って、デジタルとの付き合いを上手に活かしながら今後の将来に役立てるなどしていけたら良いですね。
子供だけでなく、親も一緒に計画性を持てることがポイントとなります。