毎日仕事に家事に育児にお疲れさまです。働いて帰ってくると一息もつけないまま、ごはんの準備に追われて嵐のように1日が過ぎ去っていくことと思います。
時間に追われて大変だからこそ、時短テクニックをマスターして家事を終わらせ、明日への活力のためにも、おひとり様時間を確保しましょう。
目次
下ごしらえの時間をとことん省く
料理を作るときは冷蔵庫から食材を出し、肉や魚は下処理をしたり、下味をつけたり、お野菜は洗ったり切ったりと、料理を始める前にはさまざまな下ごしらえをしなければなりません。
食材を焼いたり、煮込んだり、揚げたりという調理をするよりも、実は下ごしらえに時間と手間がかかっているのです。
なので、下ごしらえをいかに短縮するかが時短料理の一番重要ポイントです。
時間があるときに下ごしらえをする(野菜編)
平日子供の機嫌がいいとき、週末に旦那さんと子供で一緒にお出かけしてもらっている間など少しの時間があるときに、野菜を切ってビニールに入れておくというテクニックを身につけましょう。
たったこれだけの作業でも野菜さえ切っておけば、あとは炒めたり、煮込んだり、揚げたりと調理をするだけです。
気をつけること① 野菜についた水分
長期保存する際、気をつけたいのが水分です。余分な水分があると、どうしても鮮度が保ちにくくなります。
野菜はよく洗い、ペーパータオルなどでしっかりと水気を切った後に野菜を切り、保存袋に入れるようにしましょう。
大量に野菜を保存袋に入れるときは、ペーパータオルを1~2枚置きましょう。
気を付けること② 保存期間
季節によって保存期間は変わります。切った野菜は丸ごと野菜に比べ、鮮度や栄養価が日ごとに落ちやすくなります。
なるべくなら3~4日で食べきるようにしましょう。
気を付けること③ 保存場所
切った後の野菜は、低温保存が絶対です。温度が高くなるほど、切り口から菌の繁殖や変色が進行します。
野菜室は約5~7度、冷蔵室は3~5度と冷蔵室の方が温度が低いです。切った野菜は野菜室ではなく、低温が保てる冷蔵室で保存するようにしましょう。
下味をつけ冷凍をする(肉、魚編)
肉や魚の下処理を終わらせた後、冷凍できる保存袋に入れ、下味をつけて冷凍保存します。
メリット①時短になる
すでに味付けをしているので、メインのおかずを手早く調理することができます。計画的にメニューも決めることができ、献立作りも楽になります。
メリット②うまみが増す
下味をつけることにより、肉や魚は臭みが抜けたり、柔らかくなったり、味がしみこんで調理した時においしく出来上がります。
メリット③おいしさ長持ち
しょうゆや味噌などで下味をつけた後に冷凍すると、下味をつけずに冷凍するよりも酸化を防ぎ、おいしさが長持ちします。
隙間時間を有効活用する
翌日のごはんの下ごしらえを、前日の夕食の準備のときについでにやったり、パパとこどもがお風呂に入っている間、歯磨きをしている間など日常生活の隙間時間を有効活用し、作業時間を確保しましょう。
隙間時間を見つけ、コツコツ行うことで意外と時短料理に繋がります。
事前に献立を考える
献立を前もって決めておくことで計画的に買い物や料理をすることができ、効率的です。
慣れないうちは、1週間の献立をまとめて考えるのは大変なので、まずは次の日の献立を前日に考えることから始めましょう。
それに慣れてきたら、3日分、4日分と徐々に増やしていきましょう。
献立を考えるポイント おかずアレンジに挑戦する
- 月曜日に主菜として唐揚げを献立に入れたら、火曜はメインとして唐揚げとサラダをごはんの上にのせた唐揚げ丼にする。
- 月曜日カレーを献立に入れたら、火曜はカレーうどんやカレードリアにする。
- 月曜に副菜をかぼちゃの煮物を献立に入れたら、火曜はかぼちゃの煮物にホワイトソースとチーズをかけ、焼いてかぼちゃグラタンにする。
上記を参考にしていただくと、副菜だったおかずも少しアレンジするだけで、翌日にはメインに変わったりします。
アレンジ料理を覚えると献立の幅も広がり、時短テクニックにもつながるので、ぜひ参考にしてみてください。
下ごしらえを事前にすませると料理する時間が約15分短縮!
下ごしらえを事前にすることで、夕飯を作る際はすぐに調理に取り掛かることができるので、下ごしらえをしないときと比べて約15分短縮することができます。
また事前に食材を準備し、献立を決めておくことで無駄がなくなり、急用が入っても慌てずに対応できます。
毎日忙しいからこそ、下ごしらえだけでも隙間時間にちょこちょこと済ませることが、余裕のある日常を送るためにとても重要なのです。
頑張りすぎないをモットーに日常を過ごす
子育てに家事に仕事に母親は大忙しです。もっと時間があったらもっとちゃんとやれるのに、と落ち込む日もあるかもしれません。
ですが、子育てに家事に仕事をやっている時点で十分すぎるほど頑張っているのです。
頑張りすぎないをモットーに料理の時短テクニックを身につけ、少しでも楽をし、リラックスする時間を確保しましょう。