2020年に向けて、年賀状の計画は進んでいますか?考えてはいるけれど、まだ手をつけていないというご家庭も多いのではないかと思います。
お母さんが主体となって年賀状作成をするご家庭も、今回はぜひ年賀状の意味なども伝えながら、お子さんと一緒に作ってみませんか?
親子で楽しみながら、年賀状を作成するためのポイントをご紹介いたします。
目次
年賀状ってどういう意味があるの?
年末に近づくにつれ、年賀状の準備を始めるのが毎年の恒例になっている方も多いでしょう。
SNSの影響もあってか、 年賀状を送り合うことが 年々減少傾向にあるとも言われています。
そういう時代だからこそ、送られてくる年賀状に温もりを感じるのではないかと思います。
年賀状には「昨年の感謝を伝える、年始の挨拶、送る人への想い」といった意味があります。
これらの意味をお子さんに教えてあげることで、作成理由も明確になり、相手を想いながら楽しんで年賀状を作ることができます。
年初めにポストを開けて、届いた年賀状をワクワクした気持ちで受け取った覚えはありませんか?そういう喜びを親子で感じる体験も嬉しいはずです。
想いをのせた年賀状を届けることで喜んでもらえたり、受け取ることで嬉しい気持ちを実感することは、お子さんにとっても学びになるでしょう。
ぜひ、お子さんと一緒に心を込めた年賀状作りを楽しんでください!
子供と一緒に年賀状作りを楽しむために…用意しておくと良いものは?
用意しておきたいもの① 汚れない対策
お子さんと一緒に年賀状を作る際、用意しておきたいのがエプロンやスモッグなどの洋服を守るものです。
汚れてもいい状態にしておくことで、汚れることを気にせずに、親子一緒に笑顔で楽しめるでしょう。
また、机や床などが汚れないように、新聞紙などを敷いておくのも良いですね。
用意しておきたいもの② 安心して書ける!書き損じ対策
書き損じてしまわないか、という心配をしながらの年賀状作りは、気持ち的に負担ですよね。
大人でも毎年、数枚書き損じてしまうという方もいると思います。ましてお子さんとなると、はがきに直接書くのが少し心配だな、と思う親御さんもいるかもしれません。
その場合には、コピー用紙など、はがきとは別の紙を活用するのがおすすめです。
まずはコピー用紙に、年賀状に書きたい絵や内容を書いてもらいます。その後に、はがきに貼るなど工夫することで、余計な心配をせずに作成することができます。
コピー用紙1枚を貼り付ける分には、郵便料金には影響ありませんので、安心です。
年賀状作りスタート!
実際に年賀状を作ってみましょう!親子で楽しめる、簡単で手軽なおすすめの作り方を、5つご紹介いたします。
①乳幼児と一緒に楽しめる「手形・足形アート」
生まれて間もない赤ちゃんは、記念に足形をとったりすることがあるので、馴染みのある方も多いのではないかと思います。
可愛い手形や足形を、年賀状にも取り入れてみましょう。 そのまま手形や足形を押してあるだけでも、愛くるしいですよね。
少し工夫するだけで、動物に見立てたりすることもできます。
はがきに手足がおさまる、1歳ぐらいまでのお子さんにしか作れない、可愛らしい年賀状の完成です。
②幼児から楽しめる「野菜スタンプ」
「野菜スタンプ」とは、手軽で簡単に作れる、自作のスタンプです。野菜のカットした部分によって、個性豊かな形が仕上がります。
インクや絵の具を使って作成できますので、お子さんに楽しみながら、色とりどりにスタンプを押してもらいましょう。
スタンプの上から文字を書きたい場合には、淡い色を選びスタンプしてもらうと、文字もはっきり見えるのでオススメです。
カットした部分が色んな形になるので、ゲーム感覚で野菜を覚えることもでき、一石二鳥!?かもしれません。
③子供達が大好きな「シール貼り」
子供ってシール貼りが好きですよね。我が家の4歳と2歳の子供達は、色んなところにシールを貼って楽しんでいます。
年賀状にも、お祝いに適したシールや子供達の好きなキャラクターなどを用意して、ペタペタ貼ってもらいましょう。
マスキングテープもたくさんの種類があるので、和風なものを選ぶとお正月らしさが増して良いかもしれません。
ただし、厚みのあるシールを使うと手紙扱いになってしまう場合があったり、たくさん貼りすぎると重さの制限を超えてしまうこともあるので、その点は気をつけましょう。
④どんな形になるかな?「ちぎり絵」
和紙や折り紙をちぎって切って、干支の動物を作ってみるのはどうでしょうか?
ハサミで切るのと違い、ちぎり絵は温かい雰囲気を作り出してくれます。また、一つ一つちぎることで、全て違うオリジナルの作品が作れるのも魅力的です。
干支の他にも、鏡餅や富士山をちぎり絵で表現すると、よりお正月らしい雰囲気が出て楽しいですよ!
⑤自由に「絵や文字」を書こう
お子さんが絵や文字を楽しめる年齢になっていたら、絵で想いを表現してもらったり、メッセージを添えても良いですね。
自分で表現する幅が広がることで、年賀状づくりを楽しい!と思ってもらえることでしょう。
特におじいちゃんやおばあちゃんには、成長を感じてもらえたり、温もりを感じてもらえたりと、喜んでもらえます。
親子で無理なく楽しむために
年賀状を全てを同じように作るのは、時間的な面も考えて大変です。
ゆとりがあって楽しめるのであれば良いのですが、働くママにとってはなかなか時間が取れず、気持ちの余裕が無くなってしまうことも。。。
そうならないために、お子さんが手作りする年賀状の枚数を限定することもオススメです。
手作りする相手を、おじいちゃんとおばあちゃん、先生、お友達と決めてみましょう。
子供も手作りする喜びを感じることができると同時に、親にとっても全ての枚数をシール貼りやちぎり絵にする必要がなくなるので、ストレスを感じることなくお子さんと一緒に年賀状作りを楽しむことができるでしょう。
楽しみながら、新年のあいさつを学ぶ機会にしましょう
親が年賀状作りをしているご家庭では、自ずとお子さんも興味を持ち「私も書きたい!」と言ってくるのではないかと思います。
年賀状を書く意味や、年賀状は新年の挨拶として送る贈り物だ、ということを伝えていける、楽しい学びの時間になると良いですね。
受け取る相手のことを想いながら、令和初の年賀状づくりを楽しんでいきましょう!