親子で楽しんで身に付くモンテッソーリ生活を始めよう!

モンテッソーリ教育という言葉をご存知の方も多くなってきたと思います。

将棋棋士の藤井聡太さんがモンテッソーリ教育を受けていたことも有名です。

今回はモンテッソーリ教育を生活に取り入れるヒントをお届けします。

モンテッソーリ教育の目指すところとは?

生きる力、自分で最後まで責任を持ってやりとげる力を育ててあげたい。

モンテッソーリ教育では「子どもの主体性を尊重し、大人は適切な援助をする」ことを大切にしています。

すなわち、自律を促す環境を整えてあげることこそ子どもたちにとって将来に活きる習慣になるということです。

大人が教え込むということではなく、子どもに元々備わっている自己教育力を開かせてあげるのです。

子どもをしっかり見てあげていれば、子どもがやりたがっていることに気づき、必要な援助が見えてきます。

援助をするにあたってのポイントは

  • 子どもがやりたがっていることを見つけてあげる
  • 子どもが自分で出来るように環境を整え、実際に大人がやって見せる
  • 「やってみたい?」と意思確認をし、見守ってあげる

生活に取り入れることで、子ども自身も満足しながら自信をつけることができ、親にとっても生活しやすい環境を家庭に作り上げることができます。

実際に生活に取り入れてみよう!オススメの5つの取り組み

まずはあまり意気込みすぎず、楽しんで実践してみましょう。

こちらで提案する活動は4〜6歳頃に身につけておきたい基本的な部分を取り上げていますが、本人の「やりたい!」という気持ちがあれば2歳頃からでも少しずつやってみてほしいと思います。

「やりたい!」という気持ちがいつでもタイミングです。

①自分でボタンのついた服を着てみよう

Tシャツなどボタンの付いていない服は着れるようになっているけれど、ボタンの付いた服をあえて着れるようになるとどんな服でも自分で身につけることができるようになります。

ポイントとしては、一番下のボタンから合わせて留めていくこと。

服を着た状態の時には一番上のボタンが分かりにくいため、掛け違いやすいです。

実際に一つズレていたという経験をすることは多いのではないでしょうか?

お子さんにもポイントを伝えながら大人が実際に自分で着るところを見せてあげましょう。

②ご飯を自分で用意してみよう

ご飯を食べたいときに親がやってあげるのが当たり前になっていませんか?

お子さんにご飯をよそってもらえるようにしてみましょう。

最初は炊飯器から直接よそってもらうのは熱いし気になるという親御さんはおひつに一旦入れてからなど工夫しましょう。

しゃもじとお椀を持って、ご飯をよそうことができるようになると自分の必要な分だけよそったり、皆の分を取り分けてあげたりも出来るようになります。

朝ごはんの簡単な準備なら自分で出来るようになりますね。

1人で出来るようになるポイントとしては、しゃもじやお椀など必要な道具はお子さんの手に取れる場所に置いておくことです。

こういう自ら率先して行う行動が増えるとピーラーを使って野菜の皮むきをしたり包丁への移行もスムーズになります。

③靴の脱ぎ方を習慣に

我が家では2歳の息子も自分で靴を脱げるようになってからは自ら靴を揃えるように教えてあります。

靴を揃えておくことは気持ちいいこと、出かけるときにも履きやすいこと、を伝え習慣化しています。

いざ、友達の家に遊びに行くことがあっても、慌てず自ら靴を揃えることができれば安心して送り出せますし、心地よさを感じてもらえる一歩としては大きいと感じます。

幼い頃は左右を逆に置いてしまうということが結構あります。

その場合の対策としては、中敷に両足を揃えたときに絵柄が揃うように絵を書いたりなどの工夫がオススメです。

④食器洗いまでがご飯時間

食事を終えたら、最後の片付けまでが一連の流れだと教えてあげたいですね。

「ごちそうさま」をしたら、まず洗い桶に水を入れておき食器を水につけておきます。

そうすることで汚れが落ちやすくなるから洗う人が助かるということを教えてあげることからスタートしましょう。

それなら2歳児でも片付けのときに意識してくれます。

洗い桶に入った食器を洗って、すすぎ桶に入れてを繰り返し、最後に水道水でお皿をすすいで水切りかごに入れるまでの一連を教えてあげます。

食事を楽しむということは、ここまでの作業があることを知ると感謝の気持ちも自ずと湧いてくると思うので心の教育にもなりますね。

⑤寝る前に翌日の準備を済ませる

幼稚園生になると自分の持ち物を少しずつ理解していくので、自分の必要なものを用意できるように促してあげましょう。

そうすることで小学生になったら自分の身の回りのことが自らできるように成長していきます。

まず、ひらがなが読めるようになったら持ち物リストを作って1つずつチェックしながらマグネットなどで貼れるようにすると便利です。

用意できているものと、用意できていないものが一目瞭然になりオススメです。

100均にもマグネット式のシートなど売っているので、それに必要なものリストを書いて、1つ1つハサミで切って冷蔵庫やお子さんの道具箱の近くにホワイトボードを用意しておくと分かりやすいでしょう。

できるところから始めてみよう!

生活の流れとして取り入れやすそうな5つをお伝えしました。

流れの中の一部からでいいのです。

お子さんのやる気が出ることから始めてみましょう!

最初は、お子さんにつきっきりで限られた時間の中で大変だと思われるかもしれませんが自律してもらうことで長期的に考えると素晴らしい機会になると思います。

ぜひ、ご家庭に合ったところからLet’sモンテッソーリ!

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